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Research Announcement:

[MJKK] ムーディーズ 強固な資本基盤と収益性に支えられ、日本の損害保険業界の見通しは安定的

 The document has been translated in other languages

22 April 2021


東京、2021年4月22日 --

  • 強固な資本基盤や収益性に加え新たな保険分野に支えられ、日本の損保業界の見通しは安定的
  • 継続的な株式売却により、依然として相対的に低い資産の質は改善する見通し。環境・社会・ガバナンス(ESG)の課題への取り組みの緩やかな進展も信用評価上プラスの動き

ムーディーズ・ジャパン株式会社(以下「ムーディーズ」)は新たなレポートで、日本の損害保険会社の資本基盤と利益は引き続き強固で、同業界の見通しは安定的との見方を示した。新型コロナウイルスのパンデミックを受けて需要増が見込まれるスペシャルティ保険事業の利益が、今後の収益性を支える一助となるだろう。

「過去最大級の自然災害損失や新型コロナのパンデミックの影響に直面しても、日本の損保会社は再保険の十分な活用や事業の地理的分散で底堅さを確保している。また、パンデミックによりサイバーセキュリティ保険や事業中断保険、興行中止保険などのスペシャルティ保険への需要が高まるとみられる」と、ムーディーズのヴァイスプレジデント/シニア・アナリストの牧本聡一郎は述べる。

こうしたスペシャルティ保険は、まだ実績の浅い分野での保険金発生動向や大口保険金発生の可能性に関連するリスクがあるものの、国内損保各社の強固な資本基盤や堅実な引受慣行を支えられ新たな収益源として成長する分野として期待される。なお、損保会社の国内事業の保険引受利益への寄与度が最も高いのは引き続き自動車保険となる見通しで、そのコンバインド・レシオは90-95%程度と高い収益性を示すであろう。一方で、構造的課題を抱える火災保険事業は引き続き利益の重しとなるとみられる。火災保険事業では、保険期間の長さや、保険料率体系のリスク細分化が十分でないこと、収益改善に向けた抜本的かつ素早い対応を妨げる国内顧客からの社会的圧力など、構造的課題が残る。

資産運用リスクについては、国内損保会社が依然として多額に保有する株式の売却を続ける一方、信用力の高い海外クレジット資産など市場リスクと資産集中リスクがより低い資産のシェアを拡大することによって改善するだろう。

最後に、国内損保各社の間では環境・社会・ガバナンス(ESG)の要素を保険引受に組み込む動きが徐々に広がりつつある。こうした取り組みは、ESGに関連する法規制に関する課題の増加に由来する支払保険金増加やレピュテーションリスク増大の可能性を緩和することにつながるとみられ、信用評価上ポジティブである。

ご契約者様はこちらからレポートを入手していただけます(英語)。日本語は後日公表予定です。http://www.moodys.com/researchdocumentcontentpage.aspx?docid=PBC_1263782

本件は信用格付付与の公表ではありません。文中にて言及されている信用格付については、ムーディーズのウェブサイト(www.moodys.com)の発行体のページのRatingsタブで、最新の格付付与に関する情報および格付推移をご参照ください。

牧本 聡一郎
VPシニア・アナリスト
金融機関グループ
ムーディーズ・ジャパン株式会社
報道関係者電話番号 : 03-5408-4110
お客様専用電話番号 : 03-5408-4100

グレム・ナウド
マネージング・ディレクター
金融機関グループ
ムーディーズ・ジャパン株式会社
報道関係者電話番号 : 03-5408-4110
お客様専用電話番号 : 03-5408-4100

照会先 :
ムーディーズ・ジャパン株式会社
105-6220 東京都 港区愛宕2-5-1
愛宕グリーンヒルズMORIタワー 20階
報道関係者電話番号 : 03-5408-4110
お客様専用電話番号 : 03-5408-4100

(C)2021年 Moody's Corporation、Moody's Investors Service, Inc.、Moody's Analytics, Inc. 並びに(又は)これらの者のライセンサー及び関連会社(以下総称して「ムーディーズ」といいます。)。無断複写・転載を禁じます。

ムーディーズの信用格付を行う関連会社により付与される信用格付は、事業体、与信契約、債務又は債務類似証券の相対的な将来の信用リスクについての、ムーディーズの現時点での意見です。ムーディーズの資料、製品、サービス及び公開情報(以下総称して「刊行物」といいます。)は、ムーディーズの現時点における意見を含むことがあります。ムーディーズは、信用リスクを、事業体が契約における財務上の義務を期日に履行できないリスク及びデフォルト事由又は経済的損害(インペアメント)が発生した場合に見込まれるあらゆる種類の財産的損失と定義しています。ムーディーズの信用格付において言及された、契約における財務上の義務の類型に関する情報については、ムーディーズの刊行物である該当する「格付記号と定義」をご参照ください。信用格付は、流動性リスク、市場価値リスク、価格変動性及びその他のリスクについて言及するものではありません。信用格付、非信用評価(以下「評価」といいます。)及びムーディーズの刊行物に含まれているその他の意見は、現在又は過去の事実を示すものではありません。ムーディーズの刊行物はまた、定量的モデルに基づく信用リスクの評価及びMoody's Analytics, Inc.及び/又はその関連会社が公表する関連意見又は解説を含むことがあります。ムーディーズの信用格付、評価、その他の意見及び刊行物は、投資又は財務に関する助言を構成又は提供するものではありません。ムーディーズの信用格付、評価、その他の意見及び刊行物は特定の証券の購入、売却又は保有を推奨するものではありません。ムーディーズの信用格付、評価、その他の意見及び刊行物は、特定の投資家にとっての投資の適切性について論評するものではありません。ムーディーズは、各投資家が、相当の注意をもって、購入、保有又は売却を検討する各証券について投資家自身で研究・評価するという期待及び理解の下で、信用格付を付与し、評価を行い、その他の意見を述べ、自社の刊行物を発行します。

ムーディーズの信用格付、評価、その他の意見及び刊行物は、個人投資家の利用を意図しておらず、個人投資家が投資判断を行う際にムーディーズの信用格付、評価、その他の意見又は刊行物を利用することは、慎重を欠く不適切な行為です。もし、疑問がある場合には、ご自身のフィナンシャル・アドバイザーその他の専門家にご相談することを推奨します。

ここに記載する情報はすべて、著作権法を含む法律により保護されており、いかなる者も、いかなる形式若しくは方法又は手段によっても、全部か一部かを問わずこれらの情報を、ムーディーズの事前の書面による同意なく、複製その他の方法により再製、リパッケージ、転送、譲渡、頒布、配布又は転売することはできず、また、これらの目的で再使用するために保管することはできません。

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法律が許容する範囲において、ムーディーズ及びその取締役、役職員、代理人、代表者、ライセンサー及びサプライヤーは、いかなる者又は法人に対しても、ここに記載する情報又は当該情報の使用若しくは使用が不可能であることに起因又は関連するあらゆる間接的、特別の、派生的又は付随的な損失又は損害に対して、ムーディーズ又はその取締役、役職員、代理人、代表者、ライセンサー又はサプライヤーのいずれかが事前に当該損失又は損害((a)現在若しくは将来の利益の喪失、又は(b)関連する金融商品が、ムーディーズが付与する特定の信用格付の対象ではない場合に生じるあらゆる損失若しくは損害を含むがこれに限定されない)の可能性について助言を受けていた場合においても、責任を負いません。

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Moody's Corporation(以下「MCO」といいます。)が全額出資する信用格付会社であるMoody's Investors Service, Inc.は、同社が格付を行っている負債証券(社債、地方債、債券、手形及びCPを含みます)及び優先株式の発行者の大部分が、Moody's Investors Service, Inc.が行う信用格付意見・サービスに対して、信用格付の付与に先立ち、1,000ドルから約500万ドルの手数料をMoody's Investors Service, Inc.に支払うことに同意していることを、ここに開示します。また、MCO及びMoody's Investors Serviceは、Moody's Investors Serviceの信用格付及び信用格付過程の独立性を確保するための方針と手続を整備しています。MCOの取締役と格付対象会社との間、及び、Moody's Investors Serviceから信用格付を付与され、かつMCOの株式の5%以上を保有していることをSECに公式に報告している会社間に存在し得る特定の利害関係に関する情報は、ムーディーズのウェブサイトwww.moodys.com上に”Investor Relations-Corporate Governance-Director and Shareholder Affiliation Policy”という表題で毎年、掲載されます。

オーストラリア専用の追加条項:この文書のオーストラリアでの発行は、ムーディーズの関連会社であるMoody's Investors Service Pty Limited ABN 61 003 399 657(オーストラリア金融サービス認可番号336969)及び(又は)Moody's Analytics Australia Pty Ltd ABN 94 105 136 972(オーストラリア金融サービス認可番号383569)(該当する者)のオーストラリア金融サービス認可に基づき行われます。この文書は2001年会社法第761G条の定める意味の範囲内における「ホールセール顧客」のみへの提供を意図したものです。オーストラリア国内からこの文書に継続的にアクセスした場合、貴殿は、ムーディーズに対して、貴殿が「ホールセール顧客」であること又は「ホールセール顧客」の代表者としてこの文書にアクセスしていること、及び、貴殿又は貴殿が代表する法人が、直接又は間接的に、この文書又はその内容を2001年会社法第761G条の定める意味の範囲内における「リテール顧客」に配布しないことを表明したことになります。ムーディーズの信用格付は、発行者の債務の信用力についての意見であり、発行者のエクイティ証券又は個人投資家が取得可能なその他の形式の証券について意見を述べるものではありません。

日本専用の追加条項:ムーディーズ・ジャパン株式会社(以下「MJKK」といいます。)は、ムーディーズ・グループ・ジャパン合同会社(MCOの完全子会社であるMoody's Overseas Holdings Inc.の完全子会社)の完全子会社である信用格付会社です。また、ムーディーズSFジャパン株式会社(以下「MSFJ」といいます。)は、MJKKの完全子会社である信用格付会社です。MSFJは、全米で認知された統計的格付機関(以下「NRSRO」といいます。)ではありません。したがって、MSFJの信用格付は、NRSROではない者により付与された「NRSROではない信用格付」であり、それゆえ、MSFJの信用格付の対象となる債務は、米国法の下で一定の取扱を受けるための要件を満たしていません。MJKK及びMSFJは日本の金融庁に登録された信用格付業者であり、登録番号はそれぞれ金融庁長官(格付)第2号及び第3号です。

MJKK又はMSFJ(のうち該当する方)は、同社が格付を行っている負債証券(社債、地方債、債券、手形及びCPを含みます。)及び優先株式の発行者の大部分が、MJKK又はMSFJ(のうち該当する方)が行う信用格付意見・サービスに対して、信用格付の付与に先立ち、12万5,000円から約5億5,000万円の手数料をMJKK又はMSFJ(のうち該当する方)に支払うことに同意していることを、ここに開示します。

MJKK及びMSFJは、日本の規制上の要請を満たすための方針及び手続も整備しています。

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